2009 チェコ2日目

 

 6:30 起床。
ごちゃごちゃに広がっている荷を整理する。

 朝食をとりに地階に行く。
いろいろと皿に盛る。 牛乳が飲みたかったが、「外国に行くと腹をこわす」というのは、どうやら牛乳が原因ではないかと思い、飲むのを諦める。 運動中は、コーラと牛乳を飲みたくなるあたしなのだが、我慢!
 ソーセージが美味しい。
ハムとパンは、前回の宿の方が美味しかった

 

 

食堂は、こんな感じ

半地下ですね

 

 

 卵もぺろり
お腹が空いていたようです

 

 部屋に戻り、出掛ける準備をする。
洗面所で、ゾウリムシを発見。

 デジカメが充電切れになる。 1号機は充電しながら部屋でお留守番。2号機を連れて行くことにする。 2号機はトイデジカメなので接写ができなく、レンズも悪い。 しかし、ホワイトバランスをマニュアルで調整できるので、「アメリ」のような黄色っぽい画面にする

 

 2号機は乾電池動いてくれるので、電池が手にはいるとこである限り使える。
でも案外持ちが悪くて、予備電池がかさばる。
やっぱり電池を使わないカメラが、一番使いやすい

 

 今日の予定を決めないまま出掛ける。
歩きながらプラハを下見しようと思い、大判は置いてきて、contax Tvs と Leica 3f がメインカメラ。
contax Tvs には、あたしにしてはめずらしくカラーフィルムが入っている。 使用期限が2年前に切れているヤツだけど…

 

 

 トラムの停留所で時刻表を見ると、10分後だったので、もうひとつ先の停留所まで歩く

 フローレンツバスターミナルに行くと、切符売り場が新築の建物に変わっていた。
石垣島の離島桟橋にターミナルが出来た時みたいなショックを受ける。
空いている席があったら、チェスキー・クルムロフにでも行こうかな、なんて思って調べたら、やっぱり満席。
「とりあえずあれだよあれ、国鉄の時刻表を買おう」と思い中央駅に行く。
窓口の前でぼーっと立っていたら窓口のおばさまに手招きされてしまったので、思わずクトナー・ホラまでの切符を買ってしまう。
「なんでオレ、こんな切符を買ってんだろ」と思いつつ発車時刻が迫っていたので、走って列車に乗り込む
     なんとなく買ってしまった切符と、GPS

 

 

座席がふかふかで気持ちよい

 

 

 

 窓から顔や手を出すな、と 注意書きがあるが、気持ち良いので顔を出す。
あんまり見ていると、コンタクトレンズが飛んで行きそう…

 車内ではしゃぐあたくし

 小1時間でクトナー・ホラ本駅に到着。
ホームが綺麗に改修されている。 国鉄きれいきれい計画か?

 

 駅前に歴史地区まで行くバスが来ていたが、もちろん歩く。
車内でお話ししたオーストリア人カップルとお別れして、歩き出す

 

 歴史地区まで2.5kmとあるけど、感覚的にはもっとある。
天気は上々。 写真を撮りながら歩く

 

 

 前回入らなかったカテドラルに行ったら、閉まっていた。 がっくし。

 骸骨教会に行く。
教会内に入る前に、周りのお墓を見学。 チェコ人はお墓内散歩をするそうだから、じぶんもそれに倣ってみる

窓辺を飾る数々の品

 

 さぁ、教会に入ります。
団体客がわんさかとやってきます。
それにまみれて、入場料を払わず入ってしまった

 

 

 

 どういう趣味か知らないが、骨ばっかりだ。
頭の中にホネホネロックがエンドレスで流れる。
団体訪問客はロシア人が多い。 次に中国人

 骸骨教会を出て、トイレに行く。
受付のねーちゃんがとっても綺麗。

 歴史地区に入ったら、ツーリストインフォメーションに行き無料地図をもらう。
地図はすぐに地図折りをするあたくし。 これはもう自動的にやってしまう探検家の癖です
角処理を省略していますが。

 手にはライカ。 ズマールが付いていますな

 聖バルバラ大聖堂は相変わらず修復中で、撮影出来ず。
途中でコヒノールの直営店があり入りたかったが、背中のボブルビーが邪魔で店内に入れず、あきらめる。 残念!
コヒノールは日本ではマイナーですが、ヨーロッパでは結構有名な鉛筆メーカー。
画家として、地球上にある画材は全部使ってみたい、と 思うあたくしです

 聖バルバラ大聖堂の外側を観察していたら、石畳の下の集落に行く道を発見する。
大聖堂内部に入ることを忘れ、そちらに行く。
前回行ってみたいなぁ、と 思った集落を練り歩く
大判を持ってくりゃ良かった、と 後悔

 

 ぐるっと巡って歴史地区に戻り、「ピヴォ(ビール)飲みてぇ…」と彷徨う。
ビアホールに入りたいが、いかにも常連って方たちがマスターと話していたりして、入れない。
仕方ないので、中心部に近い観光客用レストランに入る。
とりあえず、ピルスナー・ウルケルを頼む。
ピルスナー・ウルケルは、黄金色ビールの元祖です。 故に黄金色のビールは、ピルスナータイプと呼ばれます。 日本のビールは、ほとんどこのタイプですね

 

 ぐびぐびーっと飲んで「うみゃ〜」と思ったら、蜂が「オレにも飲ましちくりー!」と言いながらビールの中に突入する

 

 

 おばあちゃんの煮込みまくりソース付き豚肉グリルとトマトサラダとパンを注文する。
ソースはちょっと濃いめの味。 トマトサラダは、甘酸っぱい液体の中に漬けられていて美味しい。 ピクルスの味と似ているので、漬け汁かも知れない。 チェコのピクルスは、酸っぱすぎなく甘みがある

 

 

 食事のお供をしているライカとコンタックス君。
って油断していたら、蜂がソースの中に突っ込んで来やがった!

 

 ピヴォが美味くて仕方ないので、もう一杯頼む。 昼過ぎから1リットルコースである。
食後のルートを地図を見ながら検討する

 

 

 ほろ酔い気分で撮影しながら歩く。
今回初めての猫サマを発見する。
しかしいい気持ちも1時間くらいで、小便に変わったピヴォが「出してくれ」と要求し出す。
引き上げ時と思い、トイレを探しながら駅に向かう
 途中、観光客の外人に「聖バルバラ大聖堂までは、どのくらいですか?」と訊かれて「20分くらい」と答えたが、トイレを求めて早歩きで歩いている自分のスピードで判断したのは間違えであった。
っていうか、いかにも外人なあたしに訊くな!ってことよ

 

 

 膀胱が限界に達し、木陰に隠れて立ち小便。
男でよかったよ…ふぅ…と、ふとその木を見るとプラムがたくさんなっている。
「あ、ギフトだ」と、いくつかいただいて、食べながら駅に向かう。 うみゃ〜でございます

 

 

 駅に着き時刻表を調べると、10分後にプラハ・マサリク駅行きの列車が来るので、それに乗ることにする。
切符は中央駅だが、そう離れていないから赦してくれい!ってかんじで車掌に切符を見せる。 問題なし。
 小1時間でプラハに到着。 マサリク駅からフローレンツ・バスターミナルまでは近いので、歩いてそこまで行くことにする

 

 

 とある銀行の入口に記してあった表示。
チャリンコや拳銃侵入禁止って…

 

 

日本料理屋で、寿司のあやしいサンプル写真

 

 バスターミナルにてセルフサービスの検索機でチェスキー・クルムロフまでの切符を調べていたら、「あたしが手伝ってあげる!」とおっぱいの大きなおねーちゃんがやってきた。
あはは、これはどうなるんだろ? やっぱりアレでしょう。
と 思って切符を買った後に「なんで手伝ってくれたの?」と訊いたら、「あっ、あたしの財布がない! 今日のバスでプルゼンまで行かなきゃならないのに…、200コルナあればなぁ!」と 困った演技を始めた。
あたし、にやにやしながら「あなたの親切に50コルナあげる」、おねーちゃん「あと150コルナない?」、あたし「1往復チケット、50コルナ。 また次回もよろしく!」と言ってグットバイ。
おもしろかった

 

 20:15、ホテルに帰る。
枕の上に置いといたチップがそのままにしてある。
部屋の様子を見ると、ほとんど掃除はしていない。
「掃除希望」の知らせを出しておかないと、掃除機はかけてくれないらしい。
 マメができていたので、針を熱湯で消毒して、中の水を抜く

 

 

旅の友、正露丸

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