2009 チェコ3日目

 

 4:30に目が覚める。 これはおそらく時差ボケ。 というか、時差目覚め。
目が覚めてしまったので、のんびり今日の準備をする。
ずた袋で行くか、ボブルビーで行くか、悩む。
 TVの最少音量が結構大きくて迷惑と思い、音を消したままつけている

 

 

 4日目に突入しようとしたTシャツは、塩が噴いていたので洗濯する。
窓のノブに引っかけて干す。

 7:47発のトラムに乗ろうと停留所に向かっていたら、45分なのにそのトラムが行ってしまう姿が見えた。
ガッデム! 長距離バスの発車時刻が迫ってきているので焦る。
15kgの荷物を担ぎ、メトロ駅まで走る。 駅まではほとんど上り坂なので、まいる

 

 

 

 出発10分前、無事バスターミナルに到着。 けど、汗だく…。
大きな荷物は車内には載せられないので、20コルナ支払いトランクに入れる

 

 満席状態。
バスって狭いなぁ…、と思う(←列車に比べて)
 「車内で飲むな、喰うな」と注意書きがあるが、みなさんお構いなしで飲み食いしている。
隣はチェコ人青年。 客の半分は観光客。
 8:15定刻で出発。
プラハを出るまでは、渋滞。
窓側でないので、つまらない

 

 

           バスの乗車券

 予約なしで乗ったおねーさんは、座席がないので階段に座っている

 

 

 通路に足を投げ出して寝ているエスニックなおねーさん、って お前、日本人だろっ

 通路を挟んだ隣席は、小僧。
しょっちゅう電話したり、ゲームしたり、食事したりで落ち着かない小僧だ。
 その隣は日本女子かと思ったが、カメラを見たらサムスン製だったので韓国女子

 

 バスも列車と同じく、停留所の名前も言わないし表示もないので、寝てしまったらおしまい。
バス停もその名前をバスの中から判別することは難しく、小さなバス停で降りたい時は難儀しそうだ
 大きな街だと思ったら、チェスケー・ブディェヨヴィツェ

 

 途中で前座席の2人が降りたので、前の座席に移動して窓から景色を眺める

 

 

 

 

 チェスケー・ブディェヨヴィツェで落ち着かない小僧が降りていった。
お父さんらしき人がお出迎え

 

 トイレ休憩1回もなしで3時間5分、ようやくチェスキー・クルムロフに到着。
先ずはトイレに行き、落ち着く。
 それから、大判を組み立てる

 到着まで曇っていて「やった! 光が柔らかくなっていいぞ」と思っていたのに、到着したら晴れ…。
カラーの人にはいいんだろうけど…

 チェスキー・クルムロフは、世界遺産の街。
第二次世界大戦時にはドイツ軍に占領されていて住民は強制移住させられていた。
ですから、戦後はゴーストタウンになっていたらしいけど、よくぞ修復しました。 すばらしい!
美しい街だ。 観光客がいなければもっとイイ! だれかに「いいねー」と伝えたいが独りなので、メールでも送る。

 あたしの肩に掛かっているのは、大判用の暗幕。 マントみたいですね

 

 

 300年前から飼われているらしいクマさん(の子孫??)
ダレた格好でごはんを食べています

 

 あたしもですね〜、塔に登りたかったのですよ。 でも、機材があるので登れなかったのですよ。
まぁ、次回に登ればいいか、と言うことで恨めしく見つめるだけでした

 

 大判で撮影していると大人気で、「ブラーボ!」と言われて拍手されたり、話しかけられたり、写真を撮られたり、一緒に撮ってくれと言われたりで、多分この日チェコで一番外人に話しかけられて、一番写真を撮られた日本人はあたしに違いない。
みなさんの注目を浴びながらの撮影なので、緊張する。 まったく、鼻糞もほじれないさ。
 しかも、レストランから見つめていたおなごが昔の彼女にそっくりな中国人で、いや〜、びっくりして心臓がバクバクいったさ。

 わずか4時間半の滞在で、帰りのバスに乗る。 次は泊まりで来ようと思う。
それはともかく、カメラが畳めなくなり、組みあがったままバスに乗る…困った…

 

 デジカメを落としてしまい、後の座席まで転がる。
後座席のロシア人ねーちゃんに拾ってもらい、ロシア語でお礼を言ったら、それからすこしの間おしゃべりが静かになった

 

 

 ヘンな雲を発見! 竜巻か??
近づいたら、発電所でした

 

 2時間35分でプラハのアンドレ・バスターミナルに到着する。
スパーマーケットのTESCOに寄ってからホテルの帰ろうと思い、国民劇場駅までメトロで行く

 

 国民劇場駅を出たら、女学生の群れが歩いていたので、ついつい流されて行ったら、迷った…。
でも、迷ったお陰で、プラモデル屋を発見! すばらしい!
値段を見てみたら、どれも5,000円位して、高い!
ヨーロッパでは、大人の趣味だから、このくらいの値段が相場なのね。
ガンプラって、安すぎだよな〜と思う

 

 頭に地図を思い描いて歩いていたら、ヴルタヴァ川に当たり、国民劇場を探してそちらに向かって歩く。
いろいろ観察しながら歩いていたら、おいしそうなピヴォニツェを見つけた。
おっさんが、おいしそうにブランボラーク(ジャガイモのパンケーキ)を食べていた

 

 

 

ヘンな塗装をした自転車

 

 

 

 えらく遠回りをして(ほんとは駅から1分なのに…)、TESCOに到着。
外も中も改装して、随分オシャレになっていた。
飲み物やら果物やらインスタントコーヒーやら、滞在中の食料を調達する

 

 

 

 

 

 

 

 チェコにもこういうおねーちゃんがいる…

 

 ぱらぱら雨だったのが、コビリシィ駅から出たら雨足が強くなっていた。
折り畳めなくなったカメラを抱えながら、ホテルへと急ぐ。
20:40ホテル着。
カメラを調整して、折り畳めるように直し、乾燥させる。

 腹が減ったので、近場のレストランに行こうと思い、21:20外出

 

 

 3軒のレストランのメニューを見比べて(メニューは外に張り出されている)、判るメニューがいくつかあった店に入る

 おもいっきり地元レストランなので、英語は通じない。
とりあえずピヴォ。 プラハのスタロプラメンを頼む。
ぐびぐび−っと一口飲んで「うみゃ〜」
さて、料理を頼むかとウェイトレスに頼んだら「料理は21時まで。 なぜなら21時でキッチンを閉めてしまうから」らしきことを言われる。
がくーっとなるあたくし。
しかし、今更他の店にも行けません。
日本男児として、ここはチェコ人のようにビールを食事代わりにします

 

 

スタロプラメンの次は、ガンブリヌス

 

スタロプラメンのほうが美味しいと思ったので、3杯目はまたスタロプラメン

 

 

 

 

 いや〜、空きっ腹にビール1,5リットルは効くなぁ、と思い会計を頼んだつもりが、ウェイトレスったら「判った。スタロプラメンね!」と言って、もう一杯持って来やがった!

 

 

 

 

 液体しか腹に入れていないのに、腹がパンパン。
美味しいんだけど、もうこれ以上は入らない状態で、本当の会計を済ます。
500mlのビール4杯で86コルナ=約500円。 安っ! 100コルナ札を渡して、お釣りはチップに

 

 

 

 

 

腹一杯で吐きそう…ってかんじで、よたよたとしながらホテルに戻る

 23時ホテル着。
なんだか荷物が整理されとらんのぉ…、シャワー浴びるの面倒だのぉ…と思いながら、歯を2回も磨いてしまったのは、やっぱり酔っているのか?
服がタバコ臭いけど、シャワーは明日の朝でいいや、って 23:20就寝
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