2009 ベトナム2日目 | ||||||||||||||||||||
少々二日酔い気味で6:10起床。 顔を洗って、洗濯をして、荷を整理したら、8Fのレストランへ行く。 プレートにいろいろ取り、飲み物はフレッシュ・スイカジュース。 オレンジ色の果物、マンゴーかと思いきや、ジャックフルーツでした |
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テラス席からの風景。 部屋に戻り、出掛ける準備をする。 |
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ガイドの名はトゥルングさん、すこし歳のいったおじさんだ。 漢字で書くと「中」という意味で、苗字は「河」という意味なので、「河中さんと呼んでもイイヨー」だそうだが、そう言われると絶対に呼びたくない。 最後まで「トゥルングさん」で通す。 道すがら色々話してくれる。 曰く、ホーチミンの人口は850万人で、バイクは400万台。 一番人気はホンダ、二番はスズキ。 純正ホンダなら12万円だが、中国製不法コピーホンダなら4万円。 純正は15〜20年乗れるが、コピーは4年で壊れる。 純正はローンを組むが、コピーは一括払いが多い。 (性能にこんなに差があるなら、コピーとは言えんなと思う) 80ccが一番人気だが、最近は125ccの人気が上がってきている。 毎日33人交通事故で死んでいる。 三人乗りまでは赦される。 四人だと捕まるが、両親&子供二人なら見逃してくれる。 曰く、郊外にマンションが続々と建ってきているが、大体が台湾資本。1平米=1500usドルが相場。 郊外に建つ豪華な一軒家は金持ちの別荘で、土地だけで1平米=1700usドル。 この頃、土地転がしでもうける人が多い。 曰く、ベトナム人の平均収入は、8,000〜10,000円/月。 一ヶ月の生活費は15,000円くらいかかるので、みな副業をもっている。 みんなとても忙しい。(とは言うが、みな昼からダラダラしているように見える。 実際は共稼ぎで何とかしているのではないかと思われる) |
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サイゴン河の支流を幾つか越えつつ車は走る。 かつて西表島で苦労して探して見たニッパヤシが、街路樹のように茂っている。 やがて渡し場に着き、渡し船に乗る。 渡し船で渡った先がカンゾー島だ。 あたしとガイドは車から降り、デッキでくつろぐ。 サイゴン河、色は黄土色。10分くらいで島に着く。 この島はベトナム戦争の時に、焼夷弾と枯葉剤でほぼ全てのマングローブが失くなってしまったそうだ。 以前は樹齢100年級の大木もあったそうだが、いまはせいぜい30年物。 島の半分が、国による保護区域。 この森の再生は、日本のODAによって為されている。 そう言われてみると、樹高が揃っている。 ついでにほぼ同一種だ。 これ、意味あんのかな? |
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人口の集中している北側(こちらには水道が通っている)を抜けると、道はガタガタ。 外灯もなくなり、工事中ばかり。 運転手はかなりぶっ飛ばすので、右手は窓上の持ち手を、左手はシートの下を掴んでいないと、天井に頭をぶつけそうだ。 運転手はバイクに対して常にクラクションを鳴らし続けている | ||||||||||||||||||||
道沿いの林の中に集落が見え隠れする。 見た感じ、壁も屋根もニッパヤシの葉だ。 この辺の人たちは、水は買っているそうだ |
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なんだか知らんが施設らしきところで降ろされる。 |
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カンゾー島にかつていた動物達。 |
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ジャングルは…、なんだか誤解があるような感じになってきた | ||||||||||||||||||||
とりあえず、トントンミー発見 | ||||||||||||||||||||
小型ボートに乗せられ、マングローブ林内を猛スピードで進む。 世界60種のマングローブの内40種が植林されていると言うが、見たところ単一種…。 奥の方に別種が広がっているのか?? |
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ベトコンの抵抗運動秘密基地施設に着く。 |
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シオマネキさん | ||||||||||||||||||||
このように食堂とか、病院とか作戦室とか爆弾製造所とかがありました。 |
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このように泥につかりながら闘っていました | ||||||||||||||||||||
人工林だからかスカーっとして、スカスカしている。 |
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保護施設で飼われているワニさん。 |
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気根に乗るとかって嫌なんだけど、記念写真だからって乗っけられて撮られる。 |
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こやつ、オオハシコウのように動かないぞ |
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車に戻り、更に南下する。 南部はリゾートにする計画があり、やがてキレイになるそうなのだが、今はまだ普通の海岸。 |
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レストランというか、海辺の食堂に入る。 |
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ビールは自腹なのは分かるが、なぜかおしぼりも自腹 |
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海鮮炒飯と野菜たっぷりスープ。 付属のタレが美味い。 ベトナムの味は、日本人の舌によく合うと思う。 しかし、品はこれだけか! |
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今回も「負け」続きのベトナムか?と思うと切なくなる。 |
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時間がもったいないので、海岸に出て植生と漂着物を調べる。 ここでも植物・動物共に貧相だ。 漂着物もろくな物がない。 一度破壊の限りを尽くされると、こうも回復しないのか。 それとも近隣の自然も破壊されまくっているということか |
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海岸入口の売店。 |
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その売店で売っているもの。 |
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12:40 車に乗り、帰途につく。 見え隠れする民家。 |
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このままホテルに送らされれば、負け千万必至。 |
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カンゾー北部・渡し船乗り場周辺 | ||||||||||||||||||||
目ん玉模様がかわいい。 渡し船で対岸に渡った後は、ガイドは眠りっぱなし。 運転手はラジオを聞きながらノリノリ、時間の1/5はクラクションを鳴らし続けている。 あまりに鳴らしすぎているせいか、バイクの男に車を叩かれていた。 14時過ぎ、予定より1時間以上早くホテルに到着。 ガイドはホテルに着いても眠っていて、運転手に小突かれていた。 ホテルに戻ると、フロントに明日のツアーの予約確認証がFAXで届いていた。 明日の会社は大丈夫だろうか?と考えつつ部屋に戻る。 シャワーを浴びて、洗濯をして、昼寝 |
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16:30 外出。 ベンタイン市場に行き、食べられそうな食堂を探す。 市場としては終わりの時間なのか、半数以上の店が閉まっている。 とあるみせのおばちゃんと目があったので、その店の席に座る。 メニューとかないので、手振り身振りでフォーを頼む。 「コレも入れるか?」てき信号に、一々OK していたら、ゴージャスなフォーが出来上がった。 生春巻きまで4本もだ。 美味い! 美味いが、辛い! もう、ビール、ぐびぐび飲みながら、汗拭きながら食べる。 食べていると土産物屋のネェちゃんが隣に座ってきて、土産を買えと言ってくる。 断ってもしつこく隣にいる。 店のおばちゃんも苦い顔をしている。 次に婆がやってきて「あたしになんか食い物をくれ。これこれこういう訳であたしゃ、苦しいんだよ」的(脳内翻訳機、訳)な事を言ってくる。 よっしゃ判ったと、婆にもフォーを頼む。 なんだか婆を見ていたら大変そうだったので、幾らかお金も持たせたら、拝まれてしまった。 それから店のおばちゃんが妙に優しくしてくれるようになった |
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次に、おつまみ用のスイカの種(炒っているもの)を500g=200円で買う。 後で、市場の外で1kg=170円で売っているのを見つける。 その次に、コーヒー豆を買いに行く。 昨年買ってあげなかった店で買おうと思い行ってみたが、もう閉まっていた。 まだ開いている店で臭いを嗅がせてもらったり、試飲させてもらったりしていたら、もう逃げられなくなる。 まぁ、どの店も同じようなものだから、いいか。 後で計算してみたら、外の店の方が安いことに気付く。 次に、国営デパートの食品売り場に行く。 荷物を預けたら何か言っていたが、これは重かったので貴重品が入っていると判断され、貴重品なら手持ちで預けなくてもよいとの事だとあとから判明する。(カメラ・パソコンなど) いろいろと食品を買い、ホテルに戻る |
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荷物を置いたら、今度は手ぶらで出掛ける。 |
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