2009 チェコ5日目

 

 6:30 起床。
毎朝 寝坊もせずにきちんと起きられるところがスゴイ。
 7:15-45 朝食。
毎朝 ガッツリ食えるところがスゴイ。 普段はほとんど朝食をとらないのに。
 しかも、今回は腹を壊していない。 スゴイっ!
やはり原因は、牛乳のようだ

 

 部屋に戻って、フィルム交換して、顔を洗って、出発。
昨日は目が充血していたので(←二日酔いで)眼鏡で出掛けたが、今日はコンタクトレンズ。
当たり前だが、コンタクトレンズの方が視界が広く、歪みも無いので、見やすい。
そもそもあたしの眼鏡は10年くらい前につくったヤツなので、すでに度数が合っていない。
掛けても0.3くらいしか見えていないと思う。
 トラムに乗り、フローレンツバスターミナルに行く。
インフォメーションでトゥシビーチまでの時刻表を調べてもらう。
行きは午前中出発便があるが、帰り便の最終便がお昼頃という。
こりゃバスでの日帰りはムリだわ、と思い、とりあえず中央駅に行く。
 中央駅のインフォメーションで、トゥシビーチまでの時刻表を印刷してもらう。
国鉄なら日帰りできそうだ。 乗り換えがあって遠いな、と思う。
トゥシビーチはモラヴィアの街で、気分的には東日本から西日本に行く感覚だ

 しかし今日行くには出発時間が遅すぎるので、今日はターボルに行くことにする。
切符売り場でターボルとトゥシビーチまでの往復切符を求める。
頑張ってチェコ語を使ったが、おばちゃんがなにやら言ってくるとお手上げ。 どうやら今日2つの街に行くのはムリ、みたいなことを言っているようなので「ターボルは今日、トゥシビーチは明日」と言ったら、納得してくれた。
 切符を買ったらそろそろ出発時間かな、と思ったら、ありとあらゆる列車が遅れている。
案内板の前は随分な人だかり。 5分おくれていたのが30分になり、それが75分遅れになったりして大変。
情報が錯綜していたので、インフォメーションに行って訊いてみると1時間遅れで出発すると判った。 こういう時はもう面倒なので英語を使用する。 同じく列車を待っている日本女子3名×2組にも伝える。 日本男子には決してこういう事をしないあたくしだが、女子にはやさしいのである。
 12:14 列車がやっと出発したのはよいが、コンパートメントに来た小僧4人組が 音楽をならしたり写真を撮りまくったりはしゃいで落ち着かないこと この上ない。 ターボル到着20分前にコンパートメントを出て、日本女子のコンパートメントにお邪魔してお話をする。 久しぶりに日本語を話したって感じでほっとする

 

 ターボルに着いたら、あたしはホームから、日本女子は列車から手を振って別れる。 映画みたくてイイ感じ! と感慨にふけっていたが、写真を撮ればもっと良かった…。

 

 ターボル駅で帰りの時刻表を調べ、旧市街に向かって歩き出す。
旧市街手前で大判を組み立てる

 

 旧市街に入ると「やっぱりターボルはイイなぁ…」と思う。 泊まっちゃおうかなぁとも思ったが、それにはフィルム数が足りないな。
 インフォメーションで無料地図をもらって、練り歩きながら撮影をする。 車の通りも少ないし、人通りも少ないし、路上駐車も少ないしで、気分がどんどん上昇する。 アドレナリン出てきたー!
 途中フィルム交換。 新しいフィルムを開けたら、なんとノッチが付いていない! ガビョ〜ンである。 多分カールの内側が乳剤面だろうと思いつつも、確認のため1枚取り出して視覚で確認する。 1枚257円…。 このフィルム、多分もっと大きなフィルムから切り出したっぽい。 切り口が綺麗でないもの

 

 

 

 

 大判で撮影している時は、他のカメラはほぼ使えないので、このあたりのデジカメ写真はない。
撮影開始から2時間経ったとき小雨が降ってきて、終了か!と思ったが、少ししたら止んでくれたので助かった。
 城壁の外側を歩く

 

 

 

 家族連れのおとーさんが、こちらをみて手を合わせてお辞儀をする。
むかしは結構こういうヨーロッパ人がいたが、久しぶりの体験である。
 ナイスなドングリを拾ったが、帰国してから放っておいたら黴びてしまった…

 

 

 

 

 蚊に刺される

 

 

 

 

 お腹が空いてきてレストランに入りたいが、そんな時間はないので我慢する。
昨年入ったレストランからいい臭いと笑い声が聞こえてきて、入りたくて堪らなかった。
 時間ギリギリまで撮影して、大判を畳む時間もなく、走って駅に向かう。
やっぱり次は泊まりで来よう、と思う

 

 出発5分前のユーロシティ(国際急行)に乗り込む。
どのコンパートメントも客が乗っていたので、おっちゃん一人が座っていたコンパートメントに入る。
おっちゃん、大判に興味を持ったようで、話しだす。
「チェコ語は話せるか? じゃぁ、ドイツ語かフランス語はどうだ?」と訊かれるが、あたしはやっぱり「英語かスペイン語なら」とややデジャヴを感じるやりとりになる。
 手持ちのチェコ語会話帳と電子辞書で、拙い会話をする。
ホンザさん、アイスホッケー関連の仕事・スキーが趣味・ピヴォはヴェルケー・ポポヴィツェが美味い・プラハは素晴らしい等々。
あとで生演奏のあるナイスな居酒屋に連れてってやる、とあたしの携帯番号をひかえて別れたが、ドコモのそのままの電話番号では掛からないことを、別れた後に思い出した…

 

 

20:40 プラハ中央駅着

 

 

今日も頑張ったなぁ…、と通路を歩く

 

 

ねーちゃんのザック、でけーな!

 

 

アールヌーボー装飾のある中央駅2Fカフェにも行きたいのだったなぁ…と思いながら、見上げる

 

 

 昨夜行ったレストランには間に合わないし、プラハの居酒屋に入るには荷物が邪魔だしってことで、スタンドで鶏肉バーガーを買う。
 なんか毎日コーラを飲んでいるような気がする

 

 明日の出発駅のプラハ・ホレショビツェ駅を下見しに行く。
小さな駅だ。

 

 

 

 

 

 今朝買ったトゥシビーチ往復券を見ると、終着駅名も途中駅名も記載されていないので、どういう事かインフォメーションに訊こうと思ったが、人が少なくて不気味な印象だったので、明日にすることにした

 

 

 

 

メトロに乗って、ホテルに戻る

 

 

  21:30 ホテル帰着。
コオロギ的な虫が、部屋でお出迎え。
 ビールが飲みたくてたまらない(毎晩晩酌をしている悪影響)。 ビールを飲まないと、一日が終わったような気になれない、と思いつつ、とりあえずお腹ぺこぺこなのでバーガーとパンとゆで卵(パンとゆで卵は、朝食時に収集したもの)を食べる。
食べ終わった後にピヴォを飲みに行こうと思っていたのに、食べ終わったら腹一杯でもう満足しちゃって、飲む気が失せていた。 まっ、そんな程度らしい。

 洗濯をして、シャワーを浴びる。
洗濯に使っている自前の石鹸、これは15年くらい前に買ったクリニークの洗顔石鹸ではなかろうか…と考えながらゴシゴシする。 いろんな旅グッズの入った道具箱から、思いつくままに引っ張り出して持ってくるので、ときどき懐かしい道具が出てくる。
 23:30 就寝

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