2009 チェコ4日目

 

 6:30起床。
酒がまだ残っている。
シャワーを浴び、洗濯をする。
4×5フィルムの交換をする。
 7:30~8:00、朝食。 今日から、後で淹れていたコーヒーを、最初から並べる。
食べながら、今日の行き先を考える。
二日酔いには、迎え酒でしょ!と言うことで、チェスケー・ブディェヨヴィツェにブディェヨヴィツキー・ブドヴァルを飲みに行くことにする。
ブディェヨヴィツキー・ブドヴァルは、つまりホンモノのバドワイザー。
英語読みでバドワイザー、ドイツ読みでブドヴァイゼル、中身が違うのに名前をアメリカ側がパクッたのです。 国際裁判で商標権争いになった時、アメリカ側が「うちはもう40年も使っているんだ!(歴史があるんだぞ!)」と言い、それに対しチェコ側が「うちはもう400年」と答えたのがチェコで笑い話になっています。 結局、発音の違いで区別してちょうだい、というなんともおだやかな判決で決着。 アメリカの国力(軍事力)の強さを見せつけられました。 なんだかんだ言っても結局は軍事力の強い国が一番発言力があります。 それは中学校レベルの歴史教科書を読んでも判ります。 民主主義とか自由主義とか国連主導なんて幻想ですね

 

 

 

 今日の分の公共交通切符を買い忘れていたので、トラムではなくメトロでの移動になる。
メトロ駅までのんびり歩く(二日酔いなので)

 

 

  駅のエスカレータを降りると、切符のチェックをやっていた。
 違反者は500コルナの罰金! うへぇ〜、おっかね

 

 

 中央駅で国鉄の切符を買い、チェスケー・ブディェヨヴィツェ行きの列車に飛び乗る

 

 

 

 

 

飛び乗ったは良いが、出発すると違う方向に進んでゆく…

 

  車掌はあたしの切符を見て、それからあたしを見て「まぁいいや」って顔をして切符を返してくれた。
 やっぱり?やっぱり間違えている?

 

 なんかプルゼンに向かっているしなぁ…、でもチェスケー・ブディェヨヴィツェ行きだったのは確かなので、まっ、そのうち着くでしょう

 

 

 溜まった日記を書く

 

 

 外の景色はとってもグット!
教会を中心とした小さな村々が、とってもステキ。
一つひとつ訪ねてみたい

 

 

 他の乗客は降りたり、新しく乗ってきたりするが、あたしだけが乗ったまま列車は進む

 

 3時間半後、大きな街が見えてきて、ようやくチェスケー・ブディェヨヴィツェに到着です

 

 幹線を通ってくれば2時間ちょっとだったのですが、どうやら西側をぐるっと回ってきたようです。
おかげで予定通りでない素晴らしい景色を見ることができました。 これぞ「旅!」ってかんじ。
 駅でトイレに行き、それから時刻表で帰りの列車の時刻をチェックする。
プラハに向かう列車は、大体2時間に1本

 

 駅を出たら、旧市街に向かいます。
旧市街までの道が工事中で、「町」というより「街」ってかんじだ。
チェスケー・ブディェヨヴィツェは、南ボヘミア最大の街です。
コヒノールの本社・工場もここだっけかな

 

 ガガガガガッと崩していたり、大型トラックが出入りしたりして、まったく撮影気分にならない。
人々の歩きも、こころなしか速い。 工事の音は、まったく心地よくないってことですか
歯医者を連想させるし…

 旧市街手前で大判カメラを組み立てて、強引に撮影脳にする。
帰りの列車を考えると、4時間か6時間しかいられないので、集中しなくては。
いざとなったら、泊まっちゃうけど。

 旧市街を練り歩きながら、撮影をする。
チェスキー・クルムロフより観光客が少ないので助かる。
しかし、人や車の通過があり、撮影のタイミングが難しい。
なんて言ったって、感度iso25。 絞りは、小さくてもf45。

 プジェミスル・オタカル2世広場で、チャリで旅をしているマーセル&ラウラと しばし談笑。
向こうはイタリア語で、こちらはスペイン語(と英語が混じる)だが、ほぼ問題なし。
チャリの人とは、よく気が合う。 あたしもチャリダーって事もあるが、機械式カメラとチャリには同じような感覚があるからだろう。 自分で調整・操作できて、機能が形態を示すという美しいマシンだという。
 どうでもいいけど、ラウラって響きは美しいな

 

 ブドヴァルが置いてあるぞ、という看板。
飲みに入りたいが、撮影時間がもったいないので、我慢。
すでに酒は抜けているので、迎え酒が必要なくなっているのでした

 

 

 旧市街は旧市街でも、やっぱり都会なので情緒が足りなく、あたしの力では魅力を十分に引き出せないことに気分が沈む(お腹が空いてきて、テンションが落ちてきているという事も考えられる)。
 旧市街は小さいので、ぐるぐるぐるぐる巡る

 

 

 おっ、製本屋だ。
近代まで、本は堅い表紙が着いていない状態で売られており、買った後に必要であれば買い主が製本屋に表紙を付けることを依頼したのでした

 アスファルトで舗装された道は、絵にならない。
石畳だと車が通過した時 音がうるさいのでアスファルトにしてしまうのだが、パリのように景観重視で再度石畳に戻す ということをやってほしいものです

 

 

ふわこちゃんみたいな猫が、行方不明

 

 

 

 

こういうところに、チェコを感じる

 

 

 

すげー扉

 

 

 滞在時間が残り少なくなり、大判を畳んで、この「黒い塔」に登ることにしました。
やっぱり塔には登りたいもの

 

 

 ひと一人しか通れない狭い階段を登ってゆきます。
人の声に注意しながら進まないと、ぶつかった時にどっちかがバックしなくてはならなくなる。
こちらは一人なので、先方が気付くはずもなく、なるべく踊り場等でやりすごす。
 大判を畳んでも、機材が入ったボブルビーとジッツオの三脚が重くて嵩張って厄介。

 225段を登って、展望台に到着

 

 

 360°の回廊であるが、金網が張ってあるのが残念。
金網の隙間にレンズを差し込んで、撮影

 

 

 広場は碁盤目があってチェスができそう。
上空から見ても、車ってジャマ

 

 

 

 

上から見ると、この街の旧市街もちょっとステキ

 

 

 

 ピヴォの一杯も飲まずに駅に戻る。
トイレに行った後、キオスクでコーラを買って、ホームに走る(またしても時間ギリギリ)

 

 

 

 

どうやらこの白と緑の車体が「急行列車」らしい

 

 

 

 「黒い塔」の売店で買った南ボヘミアのガイドブック。
自動翻訳機で訳しているのか、ときどき書かれている日本語が面白い

 

 

音楽を聴き、本を読み、林檎を食べる

 

 明日の朝の分の切符を買って、ホテルへ戻る20:15

        たわわに実っている街路樹の洋なし       たわわに実っている街路樹の林檎

 

 なんで急いで帰ってきたかというと、昨夜食べ損ねたレストランで食事をするためです。
今日はウェイトレスではなく、ごっつい兄ちゃんがせわしなく働いていた。
チェコのトンカツとピヴォを頼む。
「さぁ、めしあがれ!」と持ってきた料理はボリューム満点。 急がないとお腹が一杯になってしまうので、ガツガツと食べて飲む。 ピヴォは更に一杯頼んで、お腹パンパン!
「どこから来た?」と訊かれて、ついついロシア語で「日本」と答えてしまったが、チェコ人が一番判る外国語はロシア語なので問題なし。 ついでに一番話したくない外国語もロシア語だそうだ。
答えたら満足したようで、「サムラーイ!」と満面の笑顔であった。
 腹一杯でホテルに戻る22:00。
シャワーを浴び、洗濯をして、0時就寝

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