西暦2000年、わしは八ヶ岳南部の縦走に向かったのでした。 前日の夜に茅野の駅に到着。 終電が終了後、駅舎にマットと寝袋を敷いて、寝かせていただく。 この駅はそういう駅でして、トイレも使わせていただけるし、洗面所で歯も磨ける。 ありがとう、ジェーアール。 次の朝、タクシーで登山口まで行き、ひたすら登る。 編笠山までは、ずっと登りだ。 頂上に着くと、もう雲の上。 そういえば、タクシーの運ちゃんが「駅のところで、もう5合目さ」と言っていたっけ。 |
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続いて権現岳に向かう。 痩せ尾根を歩く。 写真の向こうに、山小屋が見える。 この山小屋に後日泊まった友人の話によると、小屋自体が傾いていて、なんだか恐かったそうだ。 そりゃ、恐いわ。 |
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権現岳。 その向こうに、富士山が見える。 富士山は、下から見上げるより、遠くの山からこうやってみた方が、「すげー!」と思う。 やっぱ、高いなと。 周りに続いている山のない独立峰だと。 |
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赤岳に向かう。 前回訪れた時は、ガスっていて何も見えなかったが、今回は天気が良くて見通しが良くて良い。 進む先が見えるってのは、いいもんだ。 腹が減ったので、非難小屋の陰に隠れて(←風よけのため)インスタントリゾットを湯で戻して食す。 塩分が、おいちい! |
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歩くわし。 カメラを三脚に取り付けて、タイマーをセットしたら、走って行く。 荷物を背負っているので、なかなか大変である。 ちなみに赤岳からこっちの南部方面にはあまり人が来ないので、恥ずかしくなんてない。 |
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この場合も、カメラを三脚に取り付けてタイマーをセットしたら、ずりずりと降っていく。 落ちるなカメラ! 落ちるなわし! と、念じながらの撮影。 荷物は、17kg。 |
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赤岳到着。 三脚を置くスペースがないため、三脚の脚の先を持ってタイマーで撮影。 赤岳は、2998mだ。 高いぞ。 予定では、赤岳鉱泉まで降りて幕営するつもりだったが、時間が足りなくなってしまったので頂上付近の山小屋に泊まることにした。 3連休中なので山小屋は激混み。 布団一組を二人で使用。 わしも知らないおっさんと一緒に寝たさ。 夜中に起きて外に出てみたら、涙がこぼれるくらい美しい星空が広がっていた。 |
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朝日さ。 | ||||||
なんとなく、「ここが横岳か」と勘違いをして撮った一枚。 アホですね。 | ||||||
ホンモノの横岳に到着。 | ||||||
硫黄岳に到着。 赤岳からこっちは、人が多くて歩きにくい。 人が多いと、やる気が失せてくる。 |
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使わなかった幕営用品が重いぞ。 みなさん、軽登山靴なのに、わしは重登山靴だし。 |
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素敵なえぐれ。 噴火の跡だっけか。 |
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どっかの頂上。 南と北を分ける峠にちかいので、ハイキングな人たちもたくさん登ってきていて、ほのぼのとしている。 |
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そんなわけで、北八ヶ岳も行こうと思っていたけど、帰ることにしました。 おわり。 |
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