2008 チェコ1日目
 某月某日、あこがれのチェコ共和国に向かう。
チェコは、最も美しいレンジファインダーカメラと思うオペマの作られた国。
軽快で瀟洒な二眼レフ・フレクサレットを生み出した国。
映画アマデウスのロケ地。
ソビエトと並んで、優れたアートアニメーションを作り続けた国。(今も作っている)
スワロフスキーとボヘミアングラスの国。
アルフォンス・ムハ(フランス風だと、ミュシャ)は、高校生の頃 憧れた画家でチェコ出身。
プラハの春!
そして、世界一のビール消費国!!(一人あたりの消費量が世界一)

 出国カウンターは、なぜか隙すき。
左写真の荷物が、今回の荷物。 右の黒いのは預け荷物で、あたしが持っている旅行用ザックで最大のモノ。 65リットル。 左のちびザックと風呂敷は、機内持ち込み荷物。
海外に行くのでも、容赦なく風呂敷を使うあたくし。 日本人ですから。
機内持ち込み荷のほとんどが、撮影用品。 今回はじめて海外に大判カメラを持っていきます。 4×5(シノゴ・フィルムサイズが4インチ×5インチ)です。 レンズは、シュナイダーのレンズを中心に持ってきました

 

航空会社は、KMLオランダ航空。

カワイイ配色ですね

 

 個人用モニターが付いている。
映画も好きな時に見えるし、いろんな情報が引き出せる

 

 

 飲み物とローストアーモンドが配られる。
アーモンドは、アメリカ製でした。
あたしっていつもオレンジジュースだな、と考える。

 画像の左端に移っているのが個人用モニターのコントローラー。
ゲームや電話も可能

 

 

 

 座席ポケットにたくさん詰めるあたくし。
歯ブラシとか目薬とかガムとかたくさん。
きちんと準備したつもりが、コンタクトレンズケースを預け荷の中にいれてしまったことが判明。 あと、眼鏡も…

 機内食は、パッケージングが綺麗ですね。
味付けは、ちょっと濃いめ。 サラダとかの味付けはヨーロッパ風で、日本人では好みが分かれるかも

 デスは、大柄で年輩の人が多い

 

 

コーヒーは、発泡スチロールカップに入ってきました

 

 

 小腹が空いた人のために、間食が出ました。
カップヌードルかアイス。 匂いにつられて、カップヌードルを選択。
運んでくる間にふやけてしまって、スープはほとんどなし状態。
しかし、ほどよい塩分が美味しい

 朝食です。(現地では夕方ですが)
これまた おもちゃのようなパッケージング。
味の方は、やっぱり微妙(←日本人として)…

 オランダ・アムステルダム空港に到着。
コンタクトレンズを外せられなかったので、目が痛い。
乗り換えの表示に従い、進む

 

モニターで、状況を確認してと

 

 

 進んでゆくと、なぜか入国審査。
考えてみたら、ユーロ圏内での移動は入国審査を省略しているので、ユーロ圏外からの入国者はここで審査してしまうのでした
 やたらと並んでいて、乗り換えまでの時間があってよかった…(窓口が少ない!)

 入国審査を終えて抜けると、拓けたぁ〜ってエリアに出る。
それにしても、デカい空港だ

 

 

 

 

ひたすら歩く

 

 

 空港内の換金所。
レートが悪すぎっ!

 

 

 

 

 なんか端から端まで歩いてきたって感じ。
入国審査場から20分は歩いたな。

 やっと目的のスポットに到着したら、トイレに行って目を確認。 充血している…。
眼鏡は預け荷の中なので、コンタクトを外すと0.1以下で困るのだが、仕方なく外す。
外したら、左目のコンタクトを落としてしまい、なかなか見つからなくて焦る!(今回はハードレンズ・旅に使っていた使い捨てソフトコンタクトは、尽きた)

 目薬を差して、目をつぶっていたら、空港アンケートの人がやってくる。
面倒なので、オランダ語も英語もダメって事にして、スルーする

 アムステルダムからプラハまでは、コードシェア便のチェコ航空。
なんだか嬉しい。 機体の配色が、東ヨーロッパってかんじで良い。(チェコは、中央ヨーロッパらしいが)

 出発が遅れる。
予約しているホテルのチェックイン受付時間が23時までなので、ヒヤヒヤものだ。
デスに勉強したばかりのチェコ語で「ドブリーデン!(こんにちは)」と言って搭乗すると、「ドブリデン!」と応えられる。 「リー」の部分は、伸ばさないことが判明。

 お腹がすいたが、配られたのは軽食…。
飛行時間、1時間半だから仕方ない。

 ウトウトしていたら、ドスンッという着陸の衝撃で目を覚ます。
ボーディンクブリッジかと思っていたら、バスでターミナルへ移動。
ターミナルに着いたら、いきなり預け荷の受け取り場。
なんで?と思ったら、そうだった、入国審査はオランダでやったので省略なのだった。
楽でいいけど、入国スタンプが押されないのは、さみしい

 空港で、なかなかあたしの荷物が出てくなくて焦る。

 22:10、到着ロビーに出る。 市内まで安く行こうと思い、バスのチケット売り場に行くが、ちょうど閉まるところ。 売り場のおばちゃんに「バスのチケットちょーだい!」と言ったが、「バス乗り場に自動販売機があるから、そっちで買っておくれ」と言われる。 自動販売機は、硬貨しか使えない。 あたしは紙幣しか持っていない。 1,000円だけ換金しようと思い、自動換金機に札を入れてみたが反応せず。 クレジットカードしか使えないらしい。 そうこうしているうちに、バスは出発…。

 さて、いよいよ時間がなくなってきて、仕方ないのでタクシーで行くことにする。
タクシー受付カウンターのネェちゃんに、幾らくらい掛かるか尋ねると、1,000コルナ。 おおよそ7,000円! ひ〜っ!
しかし、仕方ないので頼む。
初日から、予算の1/10を使ってしまい不安になる。 予想以上に物価が高いのではと

 10:55、ホテルに到着。 ギリギリだ! というよりも、プラハ中心部から えらく離れているじゃないか! メーターを見ると1,028コルナだったが、1,000コルナで赦してもらう。 小銭、ないんで…。 良い運転手さんでよかった…。 「良い旅を!」って、握手してくれたし…。
 とまぁ、感慨にふけっている場合ではないので、チェックインすべくホテル玄関に向かう。
ドアーを開けようとすると、なんと、閉まっている! なんてこった! 中も薄暗い…。 ノックしても反応なし、ドアーに書かれていた電話番号に電話してみてもFAXにつながる…。 あたしはこのまま朝を迎えるのだろうか?と 途方に暮れていたら、23時過ぎ、ネェーちゃんが出てきた。 これは、あたしに気付いたと言うより、本格的に閉めようと出てきたらしい。
 やっとチェックイン! ほっ
こざっぱりとした部屋
バスタオルとシャンプーと石鹸 枕の上にキャンディひとつ
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