草介通信バックナンバー皇歴2675(キリスト教歴2015),11月
 2675年11月23日(ad2015)

 

 一年前から目立って腎臓の具合が悪くなってきたふわこちゃん。 今年の春からしばしば病院に通い、初夏から急激に体重を落とし、秋にはもういつ逝ってもおかしくない状態になりました。 イギリスとチェコへの渡航予定だった資金を廻し看病を続けるも、いまや末期。 尿毒症の毒が脳に回らないように毎日打っていた点滴も、尿にならなく涎で排出するようになってしまったので昨日で停止。 いよいよ旅立ちの時が迫ってまいりました。 あとは安らかにその時を迎えるのを待つだけです。

 18才手前。

 2675年11月24日(ad2015)

 

 夜、帰宅すると、既に逝っておりました。
死後硬直の具合からして、昼頃には事切れていたと思われます。
身体を綺麗に拭いてやり、葬儀社に連絡をして、内蔵を保冷剤で冷やしながら安置します。

 いままで ありがとう、ふわこちゃん。
最後は緩和ケアなのか、延命措置なのか、安楽死なのか判然としなくなりましたが、最良と思われることをやり尽くせました。 ふわこちゃんも最後は腎不全ではあったものの、ここまで生き大往生です。

 明日は、お葬式・火葬です。

 2675年11月25日(ad2015)

 

 葬儀を行う。

 いいおっさんのわしではあるが、涙を滴らせながら恙なく執り行う。
火葬をしてお骨になると、「ああ、本当に死んだのだな」と腑に落ち、心が落ち着き、一種 晴れやかな気分になる。
 猫にも喉仏さまがきちんとある。
お骨は骨壺に入れ保管し、わしが死んだ際には一緒に葬ってもらうつもりです

 よい葬式でした。

 2675年11月28日(ad2015)

 

 思い出のふわこさま。

 2675年11月--日(ad2015)