桃介通信バックナンバー皇歴2672(キリスト教歴2012).09
 2672年09月01日(ac2012)

 

 午前中は健康診断に行っていました。
「しらせ」が大桟橋に来ていて見学出来るとのことでしたが、バリウムの奴が何時出てくるか判らないので、まっすぐ帰宅する。
 しかし、今 夕方だが、全然出てこない…。 仕方ないので、下剤を飲む。 下剤を飲んだら、腹が張って苦しいのであった…。

 昼からは、KIAFで配るチラシの原稿を作成する。
なんだかんだと、6時間かかっちゃったよ…入稿まで…。
 ウチのモニター、CRT。 いわゆるブラウン管。 これのほうが液晶より色を正確に見られるから使っているんだけど、1台25kg、2台で50kg…、う〜む…。
 これからちょっと眠って、それから今度は、8ページのパンフレットの原稿作製する予定。
がんばるぞー!

 2672年09月10日(ac2012)

 

 山梨県 上野原で行われたトレイルランレースに参加してきました。
まだまだ暑いと云うこともあり、今までで一番つらいレースでした。
木の根に引っかかってヘッドスライディングをするは、途中で手持ちの飲料が無くなるは、左足首をくじきそうになるは、脹ら脛が痙攣するは、と盛りだくさんでした。
さすがここ二ヶ月で1km以上走ったことのない(前回のレースから走っていない)わし…。
 今年最後のトレイルランレースのつもりでしたが、なにやら心残りなのでもう一回くらいレースに出たいと思うのでした。

 2672年09月13日(ac2012)

 

 冬の個展の材料が一部届く。
ステッドラーの鉛筆を買ったのは、20年以上振りのような気がする。
パネルは、小さい作品群としてのS6号サイズ。
大型作品は、S20号になります。

 2672年09月14日(ac2012)

 

 大きな蛾を発見。
蛾もまた、美しい形をしていると思う。

 2672年09月15日(ac2012)

 

 来月あたりに発刊される「現代美術アーティストファイル 」Art Boxインターナショナル社刊 の原稿の校正をする。
 わしの絵、純粋日本画ってかんじで、カテゴリーは現代美術より日本画なのだけれども、ArtBox社では現代美術家として最初認識されてしまったらしく、こちら方面での話に落ち着いてしまう。
 世間では「日本画」というと「(悪い意味で)古いかんじがして難しい」と捉えられる可能性が高く、その点「現代美術」は「訳が分からないけれど敷居が低い」と捉えられるので、目に触れる機会が増えると言える。
そういうわしの策も重ねられて、現代美術のカタログにわしの紹介が載るのである。
更に付け加えると、「カタログをめくっていると、いきなりしっかりとした絵が出てきて印象づけられる」という効果もある。

 2672年09月16日(ac2012)

 

 個展出品作品の制作を進める。
数が数なので、同時制作とは言え とり回しが大変。
最低でも20畳くらいの作業場(アトリエ)が欲しい、と思いながらの作業。

 2672年09月17日(ac2012)

 

 個展出品作品の制作を進める。
S6号の作品は、20作品ほど揃えなければならないので、大変。
下絵を描き進める。 今頃から制作を始めているが、あと三ヶ月しかないぞ! わし!
 それはともかく、先日ひさしぶりにステッドラーの鉛筆を買ったので使ってみたが、やっぱりわしには描きにくい…。 もう25年間スタビロのマイクロ8000なので、これでないとしっくりこないのでした。 スタビロの芯は折れやすいので、先を削る時注意しなければならないのですが、この粘りのない芯がいいんだなぁ…。

 2672年09月18日(ac2012)

 

 昨夜、二つ折りパンフの改訂版が届く。
第一版がコート紙90kgだったのを、アートポスト180kgに変えたのが一番の違い。
デザインや色味も多少調整している。
 いやぁ〜、イイ感じです。 運ぶのが重かったけど、よい感じ。
一点だけ誤字があるのだけれど、ちょっと判りにくいから、まぁ良しとしよう。
 さてさて、1000枚あるが、どう配るかな…。

 2672年09月19日(ac2012)

 

 久しぶりにたくさんの雨が降った。
湿気がものすごい。 絹枠に貼った絵絹が、ふにゃふにゃにふやけている。

 2672年09月20日(ac2012)

 

 和紙と絵絹が届きました。
梱包箱がだいぶ潰れていたので、「大丈夫なのかな?」と訝りながら開けました。
中身は案外何ともなかったので、よかったとかった。

 2672年09月22日(ac2012)

 

 下絵を増やしてゆく。
下絵の線の出来で本画の出来がほぼ決まるので、良い線が出来るよう何度も直す。
 線は、日本画の命です。

 2672年09月23日(ac2012)

 

 「人形は顔が命」だそうですが、美人画もやっぱり「顔が命」。
ただキレイだけでなく、何とも言えないような魅力を持った表情にしたいものです。
「言葉で明確に説明できないけど、見ていると何だか引き込まれてしまう」という美人画を目指しています。

 2672年09月24日(ac2012)

 

 箔をあかす。
単調な作業ではあるが、気は抜けない。
油断をすると皺が寄ったり破けたりして、後の画面に悪影響を及ぼす。

 2672年09月25日(ac2012)

 

 箔を置く。
単調な作業ではあるが、気は抜けない。
油断をすると皺が寄ったり破けたりして、これまた面倒なことになる。

 2672年09月26日(ac2012)

 

 S20号のパネルが届く。
 個展までの作業スケジュールをあれこれ思案してみたら、あっという間にみっちりと作業予定が満ちてしまった。 つまりこれは、もう時間がないぞ、と言うことか。

 2672年09月29日(ac2012)

 

 箔に開いた穴を塞ぐ。
これがまた地味で気の抜けない作業なのである。

 2672年09月30日(ac2012)

 

 彼岸花のしょわしょわ感が好きです。