桃介通信バックナンバー2011.07
 2011年07月02日

 展覧会の帰りに寄った銭湯。 銀座7丁目にある「金春屋」。 金春通りにあります。
「手ぶらセット=タオル・ボディソープ・リンスインシャンプー」150円、入浴料・大人450円。
ビルの一階にあるのですが、中は昔ながらの銭湯。 鯉の絵の描いてあるタイル張り壁、ケロリンのタライ、おばぁが番台に座り、実に良い感じでした。
 銭湯による前に刀剣屋に寄り「真剣が欲しいんですの」と主人とお話しして来ていましたので、湯に浸かっている間は「新車一台くらいの値のする真剣を、どのようにして選び、そして買うか」ということを考えておりました。
 風呂の客は肉体労働者風の男性が6名。 よくもまぁ、みなさん昼から入っているもんですな。(その時15時頃です)  
女湯の方は、年輩の方が多いようでした(響いてくる声や、銭湯を出たところにあるベンチで涼んでいる方たちから判断)
 外は28℃だったのですが、風呂上がりでさっぱりして気持ちの良いものでした。

 ささやかながらも昔に情を交わした方が子供を連れてきた時に、まぁ、その子供と遊ぶわけです。
遊んでいるうちに不思議な気分になってきて「場合に依っていたら、この子はわしの子供になっていたのかもしれないな…」とか「この女性(ひと)と家庭を築いていたら、こういう人生もあったのかな」とか、他人の子供に感じてしまうのでした。 そういうなんというか手前勝手な気持ちが出てくると「こいつを鍛えてやろう」なんて星一徹みたいな情熱がムクムクと湧いてきたりして、実にアブナイ人です、わしは。
 基本的に子供は母親のクローンだと考えていまして、父親の遺伝子なんぞスパイス程度だろう、と思うわけです。(父親、遺伝子だけだもんな。 母親は自分の細胞まで使っているのにさ)
ですからその母親に対する好感が、その子供にまで広がっているのでしょう。 その証拠に、男友達の連れてくる子供とは、全くと言って良いほど遊ばないものな、わし。

 2011年07月03日

 傘を修理する。
傘を修理していると、なんとなく浪人の気分がする。

 そろそろ体を焼かないといかんなぁ…と思う次第です。
もう夏なのに、白い自分が気持ち悪いのです。

 2011年07月04日

 絹枠に絵絹を張ろうとしていると、「あたしと遊ぶのにゃ!」とふわこちゃんがやってきました。
困りますねぇ〜w。

 弓道を再開しようと思うのでした。

 2011年07月05日

 S20号とS6号の差は、このくらい。

 過去 好きな女性とお別れする理由として最も多かったのは、「今のおいらでは、幸せにできない」ということでした。
 曰く、
1、自分のやりたいことに、幾らでもお金と時間をかけたい。
2、集中して制作している時に、猫サマ以外はジャマ。
3、自分自身の将来に対する漠然とした不安。
4、借金の返済があったりした。
等々、まぁ、こんなんそんなんで、好きであれば好きであるほど自分の無力感に苛まされて、別れるしかなくなるのでした。
う〜む、我ながら情けない男だのぉ。
「スンマセン」ってかんじ。

 2011年07月07日

 これはF20号とS6号。

 もー暑いと、いけないいけないと思いつつ、ワインに氷を入れちゃったりするのね…。
安いワインだから、赦してちょーだい。

 2011年07月08日
 とりあえず鎌倉武道館に行って、弓道場を見てくる。
ご老体が二人、練習に励んでいて「かっちょえージジイだ!」と思った。
パチンコ屋や雀荘、競馬場などで管を巻いているゴミのごときジジイどもと比べると、なんと美しい姿であろうか。 「あーゆージジイになろう」と思ったとともに「弓道を再開しよう」と心が決まりました。
わしは小笠原流初段なので、その後、小笠原流弓具店に向かいました。 そのさい何故か、パトカーと併走すること多し。 一緒に走るな、公僕。
 2011年07月09日
 流派が違うと使う道具の形状が違ったりするものもあるので、なるべく同じ流派のお店で買うことが望ましい。 修行している道場と同じ地域のお店であれば、おおむね同じ流派のお店だろうが、インターネットで買う場合は、要注意であろう。
 なにしろ24年振りに弓を引くので、いろんなことが怪しくなっている。 弓の重さに長さ、矢の長さ、道着のサイズ等々。 お店の方に相談に乗っていただきながら、なんとなく思いだしてゆく。 何張かの弓も引かせていただく。 いろんな物をいじくらせていただき、下かけと練習用のゴム弓だけを買って帰る。
 2011年07月10日

 今日はヘビを2匹みた。
だから、なんだかいい日だったような気がする。

 廊下がいちばん風通しが良いのかも知れない。
暑さでぐでーんとするふわこちゃん。

 2011年07月11日
 にゃんか こう もっとすずしくならにゃいのかな、と言っている。
 2011年07月12日
 にいつものクロイノではないクロイノ。
この人はいつものクロイノより歳をとっていて、鳴かない。 ときどき他の雄猫とケンカをしている。
 2011年07月13日
 この夏も元気に腕を上げている日焼け仲間のおじさん。
仲間といっても、勝手にこちらがそう思っているだけで、話したことはない。
 2011年07月15日
 大島が見える。
40kmくらいかぁ。 漕いで渡れないかなぁ…。
わし一人ではムリだなぁ…。
 2011年07月16日
 ここのところ 祭囃子が聞こえて「タヌキかな?」と思っていたら、本当に祭をやっていたのでした。
 2011年07月17日
 「靴下猫の〜」のはじめに出てくる階段。
このごろ海からの帰りに、自転車を持って上がることがしばしば。
なかなか上りがいのある階段です。
 2011年07月18日
 ナイスな夕空。
 2011年07月22日
 わしのちびチャリ、20インチモノ。
ベロシティとかいう分類かな。
チビったいけど、なかなかスピードが出るぞ。 重心制御前後幅が短いので、下りでも登りでも気をつけろ! ひっくり返りそうになる。
 わしのチャリ、ビアンキばかりだねぁ。 好きなのね…、どうやら。
 2011年07月29日
 この坂道の途中にあるトンネル。
このトンネルをくぐるとアパートがあります。
いいなぁ、こういう住処。 こういう貸家で一軒家、ないかなぁ。 住んでみたいなぁ。
 2011年07月30日

 部屋に侵入してきた蝉さま。
おねがいだから、そこで鳴かないでくれ…。

 わしんちのWi-Fiネットワークを無断使用している奴がいるのか、いやに通信速度が遅い。 先週からのことだ。 パスワードを変更しなければいけないな、これは。

 2011年07月31日

 アトリエで居合いの練習をするわし。
狭い室内で刀をブンブン振り回すと、いろんなモノに当たりそうで、キケンキケン。
こんなコトしているわしも何だかキケン人物のような気もするが、これは武道の修練だからして日本男児として当然身につけなければならない武でであるので、問題なし。

 この季節、とにかく何でも黴びる…。