桃介通信バックナンバー2009.04
 2009年4月 1日
 金欠で米がきれていたので、しばらく乾麺を食べる。
インスタント麺と乾麺を合わせると。150食くらいの備蓄がある。
災害があっても、しばらく食料に困らないような量だけれど、飲料が足りない。 酒ばかりだ! しかもスピリットがやたらと多い。 発泡酒(ビールは高くて買えない…)をケースで買っておきたいなぁ…。 って、水を買っておけって話よ。
 2009年4月 2日
 水仙の花が終わったので、葉を刈り取る。
庭に掘ってある穴にぶっ込む。 大量なので、穴が盛り上がる。
春なので、いろんな花が咲いてきている。
冬に植えたチューリップの球根が花を咲かせるのが楽しみです。
50球、植えました。 色は5色。
 2009年4月 3日
 先日、今年初の雷鳴を聞く。 春雷。
春雷って、響きが良くて気に入っている言葉の一つ。
 2009年4月 4日

 四月四日、小学生時代の同級生が誕生日だった。
昭和四四年四月四日生まれの、その四が揃いまくった誕生日は、なんだか羨ましかった。
誕生日がなんでおめでたいのだか未だに判らないわしではあるが、その数字の羅列を持っているのは羨ましい。
十六日生まれのわしは仕方なく、四×四で十六だからわしのほうが四をもう一つ持っているんだよ!とよけいな無理をしてひがんでいたものあった。
 そう言えば、誕生日と同じかそれ以上になにがおめでたいのか判らないのが、結婚だ。
以前はそれでもつきあいで結婚式に出席していたわしだが、どうにも納得いかないので今では絶対不参加である。 祝って欲しい人には申し訳ないと思っているのであるが、納得できない行動は極力しないようにしている。 魂が歪んでしまいそうだから。

 2009年4月 5日

 ラジオを聞いていたら「チューリップの蕾がはちきれんばかりに膨らんでいる」という投稿があった。
でも、うちのチューリップはこんな感じ…。

 2009年4月 6日
 油絵は現在こんな感じ。
なんだかもう少しで完成しそうな気がする。
完成しそうな気がしたので、新たに3枚描き始めました。
さくさくっと描こうと思っていた油彩画ですが、膠彩画と同じくやはり時間が掛かってしまうのでした。
高校生の時は一日あれば一枚描けたのですが、今ではいろいろテクを使ったり考えたりしてしまうので、遅々として進みません。 左から二番目の女の子の絵は、たぶん昨年10月から描いている。 一番左の25号に至っては、5年くらいは経っているのではないでしょうか。 もともとはアクリル画だったのですが、パンチ力が欲しくて油彩を上に掛けています。
 今年は20号クラスの油彩画を24枚描く計画です。 来年あたりに展覧会ができれば良いなぁ、と考えています。 「猫絵」のか「Girl in the Wind」の。
 今年は写真展もやりたいなぁ。 根性と気合はともかく、お金足りるかな?
 2009年4月 7日
 制作途中油彩画個別拡大写真。
もうすぐ完成しそうな「Girl in the Wind」シリーズの作品。
塗り始めの頃はサイケデリックな絵でしたが、だんだんほんわかしてきました。
天使の羽根が散らばっているような背景が、良い感じです。
 画像が荒れてちょっと恐い感じになっていますが、実物はきれいです。
 2009年4月 8日
 背景の色は、まだ変化しそうです。
描いているうちに大人しい顔になってきてしまったので、顔つきも変わりそうです。
 2009年4月 9日
 この子も、もうすぐ完成しそうです。
 あんなに毛嫌っていた油彩を再びはじめるとは、人生って不思議。
毛嫌っていた主な理由は、絵の具の質感。
バターを塗りたくったようなベチャベチャした質感が、とにかく気持ち悪かったのです。
 .30代制作のオイルパステル画の効能で、馴れてきたのでしょうか、なんだか平気になりました。
なかなか乾かなくて、毎日ちょびちょび手を入れられるところが良いです。
反面、乾いて欲しい時にもしばらく(一週間ぐらいは…)乾いてくれないのが、イラつきます。
急速乾燥剤もあるのですが、微妙な性能で今一つ使いこなせません。
 2009年4月10日
 今年はソメイヨシノがきれいでした。
 この子は、一体いつから描いているのでしょう。
たしか八王子のアートマーケットに参加している時に描きはじめたのですが、それが一体いつの事やら思い出せません。
地はアクリルです。 アクリルでもベタベタした質感はイヤだったので、ガッシュを使いマットな質感です。
今はテカテカした質感がマイブームなので、サフラワーオイルやポピーオイルを使いグロスな質感です。
 2009年4月11日
 この机は、工作用の机です。
ですから主にプラモデルがここで製作されます。
「プラモデルなんて、キットを買ってきて組み立てるだけなんだから、誰が作っても同じじゃん」とか言う人が時々いますが、それは大間違いです。
かなり「その人なり」=個性?が出ますし、出せるのです。
想像力と創造力と観察力の問題ですね。
その3つがない人は、そのような発言をするし、作ってもたしかにつまらんモノになるでしょう。
料理と同じです。
素材を買ってきてレシピを見て作っても、人によって美味しくもなれば、芸術品にもなれるのです。
 2009年4月12日
家の窓を全部開けて、風を通しました。
昨日今日と良い天気だったので、風を通すと気持ちが良かったです。
ヒノキ花粉が入ってきてくしゃみが出るのはなんですけど、閉じこもっているのもなんだし、ここは鼻水をたらしてもいい風を選択です。
 2009年4月13日

 今年初、ムカデ抹殺。

 チューリップが咲きました。
もっと背が高くなってから咲くのかと思っていたのに、どうやら短足タイプのようです。
どうにも、花屋さんで切り花として売っているチューリップの長さを、想像してしまっていました。
 花弁にアブラムシ(←ゴキブリではないほう)がたかっていて、なんとかせねばなりません。
ハーブの虫除けをかけてみましたが、効果は今一つ。 テントウムシがやってくることを祈る。

 2009年4月14日
 人物画のために、美術解剖図の本がいろいろ。
他にもまだまだありますが、いろいろ調べながら描きます。
本で調べつつ本物の人間をモデルに使うと良いのですが、モデルを頼むのがやっかいなので、まぁ使いません。 というか、使えません。
本当は、やっかいなんだけど使いたい。 ですが、大変。
「あたしは美しいから描きなさい」というエライ方が居ましたら、モデルをお願いしたい。 連絡を求む!
皮膚と筋肉に緊張感が必要なので、25歳くらいまでの女子。 モデル代は出ないです、貧乏なので。
 絵というものは、平面に立体を描くのだから大変だ
 2009年4月15日
 パレット。
どちらも100円ショップで買ってきた合板に、自分でニスを塗ったもの。
未だかつて、こんなに金をかけなかった画材もめずらしい。
画材には惜しみなく金をかけるあたしだが、このパレットに対する情熱の無さは何ぞや。
 油絵の具に対してもそんな感じで、辛うじてイタリア製の絵の具を使っているものの、一番安いシリーズだ。(イタリア製だから良いものであるというものではないが、気分でイタリア製を選択した)
千年保存できる作品を!と描いてきた膠彩画(日本画)には湯水のように金をかけたというのに、どういうことだろう。
 あれか、やっぱり絵の具自体にときめかないからか。
岩絵の具(膠彩画の絵の具)はそれ自体が宝石のように美しいが、油絵の具はチューブ入りだもんな。 枕元に置いて、見ながら眠りにつくことができないもんな。
 絵の具は、顔料を買ってきて油で練って作ってもいいのだが、油で練ると、膠で練るより彩度が落ちるんだよな。 顔料に対する冒涜を感じるわけ。 やっぱり一番美しい絵の具は、岩絵の具+膠だなぁ。
 と言いつつ、じゃあなんで油彩画を描いてんの?って話よ。
この画像(写真でなくて画像ね、デジカメは)のようにパレットに絵の具を出したままでも、なかなか乾かないのよ。 一週間くらい放っておいても大丈夫、使えるわけ。 だから、片づける手間も、準備の手間もほとんどかからない。 あっ!ちょっとここ塗りたい、と思った時にすぐに塗れる。 これはモチベーションの観点から重要なことですよ。 膠彩画だと、準備にも片づけにも1時間くらいはかかっちゃうからね。 あたし、時間がないからねぇ。(あと、気分の持続性もない…、根性も、ない…)
 で、安い化学的合成顔料使用絵の具を使っている訳はというと。
単に会計の話ね、これは。 そりゃあ、ホンモノのコバルトとかカドミウムとかバーミリオンを使いたいさ。 でも、40mlチューブで10,000円よ! 買えるかっての。
 ま、油彩画は200年保てばいいかって感じで描いています。 って書くと、どうでもいいように描いている感じがしてしまうけど、ちゃんと工夫してるからね。 油に天然樹脂質を混ぜたり、耐光性のある油を混ぜたり、耐候性のあるワニスを塗ったりしてます。 キャンバスも麻や木綿を使い、合成繊維は使っていません。
絵の具以外は、200年は保つと思います、多分。
 あっ! 筆はいいのを使っているぞ。 ラファエルのやつ。 高いぞ。 おフランス製だ
 2009年4月16日

 どうやら今日は誕生日。 ハッピーバースデイおれ。 いまだに誕生日のなにががおめでたいのか判らず。 おめでたいと思う人を、おめでたい人だと思うのみ。

 ベトナムコーヒー、うまっ!

 2009年4月22日

 17日、台風のような雨に遭い、携帯電話がまた壊れた。
1年ごとに水没故障しているような気がする。
腕時計のほとんどが日常防水なのに、なぜ携帯電話のほとんどが無防備なのか、理解に苦しむ。
今回は、レインウエアのポケットにいれていたので油断した。 たぶん、チャックから水が侵入したに違いない。 40000円ちかくする冒険用のギアでも、完璧ではない。 次は防水チャックを装備したレインウエアにしようと思う。
そんなこんなで、携帯に登録していた電話番号やメールアドレスのデータは全て失われました…。

 庭に、たぬたぬが来ました。
アライグマではなく、たぬたぬです。 ホンドタヌキです。
アライグマより一回り大きく、しっぽが丸くてキュートなヤツですが、毛なしアライグマをいじめる悪いヤツでもあります。

 2009年4月26日

あたくしとしたことが、こんな季節に風邪気味である。
気味なだけで、たぶん風邪ではない。 と思う。

「島らっきょう」。 塩を振って食べると、美味しいのです。
お酒のつまみに、ぴったし。
調子に乗って食べ過ぎると、翌朝、らっきょう臭さで目が覚めます。
でも、食べ出したら、止まらん…。
 内地のらっきょうとは、種類が違うようです

 2009年4月27日
 20年くらい使った無印のトースターが引退。
おnewのオーブントースターを導入いたしました。
 中の掃除が楽にでき、温度設定ができる型です。
トーストに焼き目が付かないのは好みの問題ですが、編み目が細かいので加重が分散されてくっつきにくいのは良いところですね。
温度設定ができるので、樹脂粘土を硬化させるのに使おうとも思いましたが、食品と共に使うのはやっぱり気持ち悪いものです。 樹脂粘土は別のマシンで焼くとしましょう。
 あれですね。 新しい調理器具が手にはいると、色々と料理をしたくなりますね。
クッキーを焼こうかな!
ジンジャークッキーがいいかな
 2009年4月28日
 やかんに火をかけて、そのことを忘れてしまう」と云うことを度々繰り返したあたくしは、電気湯沸かし器を導入いたしました。
これなら湯が沸けば通電が止まるので、安心です。
沸くスピードも、やかんより早いのがグット。
保温ができなくて、沸かすことしかできないけど、形がキュートなので良し。
 以前、出先で急に「やかんを火にかけたまま出掛けたのでは!」と急に不安になり、ガス会社に電話して調べてもらったことがある。
 結果、何ともなかったのでけれど、火を止めた記憶はないんだんぁ…。
習慣てのは、恐いなぁ。 当たり前の事って、記憶に残らないんだよねぇ。
 2009年4月29日
 トーストは、4枚切りが好きだ。
ぶ厚いところが、気に入っている。
もっと厚くても、良い。
3枚切りとか、2枚切りとかがあればいいのにと思う。
 上に載せるのはバターが定番だけど、とろけるチーズを載せるのも好きだ。
ときどき、ピーナッツバターも塗っている。
旅先ではジャムをバターと共に塗ったり、パテを塗ったりするが、ウチには常備していないので、ウチでは塗らない。
 あれかな。
パンに何かを塗るって、ごはんに振りかけみたいなものかな。
 2009年4月30日

 今年の山桜もキレイでした。
満開の時に風が吹いて、絵皿に花弁で満たされました。

 人間相手なのに、ことばが通じないことがある。
壁になっているのは、思いこみか、相手の立場になって考える余裕がないことか。
欲が立つと、相手の気持ちが分からなくなるものなのか。
「おとな」だと自負するなら、自らの欲を律しなければならない。
そうしないと、自分の要求だけを突きつけて、ますます嫌われてゆくものだ。
人と人とは、その関係性の中でだけ「人間」になる。
ほどよい距離感を作れない、関係を作れない人は「人非人」だ。
生物学的に「ホモサピエンス」でも、社会的には「人間」ではない。
 「覆水盆に還らず」「一期一会」、人生は不可逆的で、全ては取り返しがつかないし、やり直しもきかない。
だからこそ、その時その時を大切に生きたいと思う。
 「筋」「節」「分」と、守らなくてはならない大切なものが、「おとな」にはある。
「おとな」には、年を経ればなるものではなく、内なる自分を磨くことでなってゆく。

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